早朝、眠い目をこすりながら
彼をお見送り。
あまり実感がわかなくて、
あっさりお別れしましたが、
後から、相当さみしくなってしまいましたね。
機内に持ち込めるか分からなくて、
彼が残していったマーチンギター。
なんだか彼がニューヨークに
魂を残していったような気がして、
ギターを持ってストロベリーフィールズへ。
何曲か演奏してチップをもらって。
らしくもなく感慨にひたっていたら、
バスに乗り遅れました(笑)
ニューパルツに帰ってくると、
空気がきれいで、空もきれいで、
すごくホッとしました。
マンハッタンはおもちゃ箱みたいで、
目も回るくらい面白いところですが、
基本的には田舎があってるみたいです。
バンビとスカンクが、
のそのそと迎えてくれました。
朝から、スーパースイートコーン
と書いてあったコーンをゆでる。
バッテリーパークに出かけ、
と~くから自由の女神を見ながら、
コーンを食す。
今日ものんびりした観光になりそうです。
パークでは、豹の全身タイツの
黒人パフォーマーが何かをしていて、
聞いてると、漫才みたいで、
チップを先に回収して行くんですね。
うま~く集めていて、
お金を集めるのがショーの一部で、
トークで盛り上げ続けます。
でも肝心のパフォーマンスは
待てど暮らせど始まらず、
結局見ずに立ち去ってしまいました(笑)
そこから、マンハッタンを出た、
クィーンズにあるアストリアという街へ。
マンハッタンから1時間もかからない、
小さくて素敵なところでした。
そこに住んでいる叔母の同級生と、
近所の公園へピクニックへ。
料理はどれも、かなり美味しくて、
景色も気持ちが良くて、の~んびり。
そして今日の仕上げは、
ウィキッドというミュージカル。
私の一番好きな映画は
実はオズの魔法使いです。
そのオズの魔法使いを違う視点から見た、
オズの前のお話しといいますか。
原作を大切にお話しが作ってありつつ、
そうくるかっ!というストーリー展開。
歌も踊りも舞台装置も演出も、
本当にすばらしかったです。
あぁ~、オズの魔法使いが見たい。
普段は喧嘩をしないカップルだったのですが、
やってしまいました。
ユニオンスクエアで。
仕方ないですよね。
彼は初の海外にちかくて、
クレジットカードすら持って来てない。
言葉も通じないし、お金もない。
頼るしかない彼女は
な~んかアメリカナイズされてる。
これはすごいストレスだと思います。
ピリピリピリ。
私のほうはというと、
せっかく会えたんだから楽しくしよう
って気持ちが空回りして、
テンションをあげすぎた次は
どんどんブルーになっていって。
可愛い子には旅をさせろじゃないですが、
カップルには海外旅行をさせろ。ですね(笑)
結局、いつの間にやら仲直り。
夜は初日に行く予定だった、
ビターエンドというライブハウスに行って、
ほろ酔って楽しみました。
インディーズのアーティストが
何組か出ていたのですが、
みんな上手くて驚きました。
しかもチャージは5ドル。
しかし、ほろ酔ってたので、
バンド名を一つも覚えていません(笑)
朝からスーパーを散策。
借りているアパートが
イーストビレッジにあり、
ミュージカルのレントのような雰囲気を
沢山残しています。
昼からはノーホーとソーホーを散策。
観光地でしたねえ。
でも、ウィンドーショッピングは、
結構楽しかったです。
そしてチャイナタウンへとリトルイタリーへ。
キャナルストリートで、
安い土産Tシャツを物色。
うどん屋のバイトの子が教えてくれた、
かなりアバウトな地図で、
リトルイタリーのイタリアンレストランをめざす。
見つけましたよ。ピザは石釜焼。
かなり美味しかったです。
そしてそして!
夜はミュージカルのジャージーボーイズを見に。
大好きなフォーシーズンズの伝記で、
フランキーバリ役の人だけでなく、
オリジナルメンバーみんなそっくり!
すごすぎる、ものまねショーといいますか。
楽しすぎました!
あぁ~、ブロードウェーマジック。
昨日は結局、何もせず。
スーパーを散策して夕飯を作って、
彼と一緒に、お久しぶりねディナー(笑)
今朝もゆ~っくり寝て、ごはん作って食べて。
こういう、ゆっくりスケジュールがいいですね。
今日は楽器屋を散策。
どうやら自由に弾いていいみたいで、
同じ店を行ったり来たりして、
弾きまくってマーチンのギターを買いました。
彼が。
それを見てるとなんだか、私も欲しくなって、
思わず財布のヒモがゆるみそうになったけど
ガマン、ガマン
ギターを持って、セントラルパークへ。
おっきな岩がごろごろあるところで、
さっそくギターを弾きながら昼寝。
夜は93歳になったレスポールのライブを見に。
想像以上にお客さんがいっぱいで、
途中から歌謡ショーみたいになってきて、
かなり面白かったです。
とにかく、レスポールが93歳にもなって、
なお元気に、サービス精神満点で、
ステージにいることに、すごく感動しました。
最後は列に並んで、まち続けて、
一緒に写真を撮ってもらったのが
深夜1時過ぎ。
私はマブタが重くて重くて、
時差ボケの彼はグッタリで、
それよりも2ステージ終えた
93歳のおじいちゃんが元気なのには、
まいりました~
ニューパルツには学生が帰って来ました。
夏休みが終わり、新入生たちも、
ワイワイとまちに溢れだしました。
お店も大繁盛。
なんだか、違う街のようです。
そんな時に、私は夏休み終わりの
かけこみバケーションのため、
マンハッタンにやって来ました。
日本がら彼が来たのにかこつけて、
休みをもらっちゃいました。
明日から、楽しみますよ。
こちらに来てから、
アンティークという言葉を、
すごく自然に耳にします。
そこには日本の骨董のような
意味もありながら、
もっと身近な、古いものを楽しむ、
大切にする精神があります。
こんな私も、アンティークショップを
楽しむようになりました。
物との出会いが、もっと嬉しく
感じられるようになった気がします。
そして今日はアンティークの
飛行機ショーに行って来ました。
「Old Rhinebeck Aerodrome」
http://www.oldrhinebeck.org/
そこでの演奏を頼まれて、
またまた、ジェフのバンドと一緒に。
タイムスリップしたような空間で、
音の割れたアナウンスに
古い音楽が流れ、
二層の羽がついた飛行機が、
かろうじて浮き上がるのを眺めては、
拍手がおこります。
そうかと思えば、
83歳のパイロットが、
空高くのぼって行き、
クルクルと周り出します。
でもその飛行機はショーの為の
少しの燃料しかのせてないので、
下ではみんなが大騒ぎして降りて来いと
ジェスチャーを繰り広げます。
とうとうエンジン音がとまり、
みんなが息をのみつつも、
飛行機は空気のみを頼りに、
優雅にゆっくりと、舞い降りてきます。
いっせいに拍手がおこり、
おじいちゃんパイロットは
自信満々に観客に近付き、
みずからブロマイドを配り、
みんながそれにサインをしてもらおうと
列をなします。
伝えたい雰囲気の半分も
伝えられてないですが、
本当に素敵な時間でした。
写真はアンティークトイレ?
最近、お世話になってる家族の
家族喧嘩にもなれて来て、
私は意外と図太いんだなぁと
安心する今日この頃。
お店の手伝いも、
上手く切り抜けては、
マンドリンを手にボーっとしています。
練習しろっ。
今日はバイトの子の一人が、
「僕はやっぱりステージ向きじゃないから。」
と言いだし、一人脱落。
8人中、計6人のバイトと
約1曲づつ演奏ということに、
いつの間にやらなっていたので、
少しホっとしました。
でも、一番形になりそうだった曲を、
選曲して来てくれた子だったので、
残念でもあります。
さて、本番まで、何人残るか(笑)
お店の定休日。
マンハッタンへの買出しをパスして、
一日中練習の予定でした。
が、一本の電話があり、
近所の子が川でジャンプをして、
着地に失敗して足を怪我して
入院していたのですが、
両足を切断することになったとの知らせ。
大学への入学も決まり、
夢ふくらんでいた時のことでした。
なんと言っていいのか、
何を考えていいのかも分からなかったですが、
ただただ、ショックだったんだと思います。
一日中散歩をして、
自分の足を確かめました。
昼まで寝ました。
お世話になってる家の、
納屋の2階に引っ越したので、
家庭の気配がなくなって、
気兼ねがなくなったとはいえ、
寝すぎました。
みんなとっくにお店に出勤。
でもこっちに来てから、
ず~っと寝不足だったので、
いっかぁと思って、また寝そうに。
みんなは、私の体を
心配してくれていたようで、
ただの寝坊と聞いて
たぶん、あきれてました。
たぶん。
本当にすみません。